2024年7月31日水曜日

Countering Inflation

MMT太郎🐶消費税は預かり税ではありません。人件費にかかる第二法人税です。さんによるXでのポスト



 
 
MMT太郎🐶消費税は預かり税ではありません。人件費にかかる第二法人税です。
⁦‪@MMT20191‬⁩
2019年6月22日 大分市

Q、山本さんは、国債は増え続けて日本人一人当たり700万円以上の借金があるこの状態から、もっと借金しろって言ってるんですか?

山本さん
「はい、そうです。」 pic.twitter.com/Ce6LYEfMvS
 
2024/07/31 1:34
 
 

Stephanie KeltonさんによるXでのポスト

ロマごん太さんによるXでのポスト

ロマごん太さんによるXでのポスト

2024年7月24日水曜日

簡単解説!21世紀のインフレ対策 | cargo official blog powered by ameba

簡単解説!21世紀のインフレ対策 | cargo official blog powered by ameba

簡単解説!21世紀のインフレ対策

冒頭、少し難しい話をはさむが、我慢してほしい。
本日のテーマは「誰でもわかる21世紀のインフレ対策」だ。
たぶん誰でも理解できるはず。(たぶん)


現在、為替は1ドル154円を突破し歴史的水準で円安を行進し続けている。
この原因として「金融緩和し過ぎて円安が止まらなくなったんだ。円高のほうが良い!」とする言説が散見される。  

みなさん、いろいろと心配しているが、量的金融緩和では円の価値は毀損されないし、円安で通貨崩壊するなんてこともない。

日本銀行は2001年から2006年に、デフレ克服のために量的緩和政策を先駆的に導入していた(日銀政策審議委員・野口旭,2023)が、当時の為替はむしろ「1ドル121円→116円」と円高方面に動いていた。
「量的金融緩和すると円安になる」とする人達は、これがなぜなのか答えられないだろう。

現在の円安の原因は、短期視点では日米金利差の拡大によるもの、加えて長期視点ではファンダメンタルの弱さ、つまり日本の景気が悪いことが原因だ。

そして多くの人が「金利の操作」と「量的金融緩和」を混同している。
金利の操作とは、コール市場の無担保コールレートの調整(金融市場調整)を行うため、コール市場において金融機関の日々の短期的な資金の過不足を解消することであり、現在は資金(日銀当座預金)供給量が十分なため低金利になっている。このコール市場の金利が住宅ローン金利や銀行貸出金利の基準となってくる。
一方で、量的金融緩和は、マネタリーベースを爆発的に増やす(市中銀行保有の利付き国債を付利なしの日銀当座預金に置き換える)ことで実質金利を下げ、インフレ期待を上げることで市中銀行の実体市場への貸し出しを促すというものだ。
基本的には量的金融緩和は金融市場調整以上に買いオペするものだが、ゼロ金利以下になることがないため実勢の金利に大きな影響を与えるわけではなく、あまり意味がない(まったく効果がなかったわけではない)。
参考:日銀
https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/seisaku/b42.htm

どうだろうか、はっきり言って専門知識のない人にとっては何を言ってるのかさっぱりわからないと思う。

でも安心してほしい。
今回は金融政策に関わる難しい話は脇に置き、「一体どうやったら円安インフレを解消できるのか?」という処方箋の説明だけに注力しようと思う。

大丈夫。
斎藤幸平准教授は「解決策はない」と言うが、解決策はあるので心配には及ばない。
また、立憲民主党なんかが処方箋とする「利上げ」も必要ない。

(*共産党と斉藤准教授は「利上げできない」と理解しているのでまだマシ)

(*誤解なきよう最初に言っておくと、筆者は過度な量的金融緩和には反対だが金利はゼロに保つべき、今般のマイナス金利の解除、ETF買いの終了はやるべきだったがタイミングが悪かった、イールドカーブ・コントロールの終了は時期尚早、という立場だ)


インフレ対策の処方箋は、
「供給能力を上げろ」、
「的を絞った財政支出をしろ」、
「国民負担を軽減しろ」だ。


これはノーベル経済学賞受賞者のスティグリッツ教授やIMF主席経済顧問のブランシャール、米国の財務長官イエレン、米国の元労働長官ライシュ、またMMT派の提言を咀嚼しまとめた結果だ。

このことは以前こちらでも書いたが難しすぎるので、今回もっと簡略化したい。

さて、現在の日本の状況は、簡単にはこうなる。


円安や戦争、サプライチェーンの混乱(供給の制約)により輸入物価が上がり、インフレになったということだ。

マスクや給湯器、半導体、食料さえ自国生産していないことがこのインフレの原因ともなった。

物価が上がったため、表面的には需要が上がったように感じる場合もあるが、実質消費支出が12カ月連続マイナス実質賃金は23カ月連続でマイナスであることから依然として低需要であることは変わりない。

輸入物価高騰によるインフレを下げるには、政府が国民の負担を軽減するために消費税やガソリン税などを減税し、補助金を投じて電気・ガス代を安くすることが必要だ。(小麦などの輸入食糧の卸値を下げるべく補助するなども)

モノやサービスにかかる税金(消費税)や光熱費などを安くするんだから、必然的に物価が下がることが誰にでもわかるだろう。
負担を軽減できてインフレ対策にもなる一石二鳥の良策だ。

しかし現在、政府はこれらの施策をちょこっとやっているだけで、まったく足りていない状況だ。

根本的な話をすると、エネルギー価格や消費税を下げて人々の負担を軽減するほかに、悪いインフレ体質ではない経済を作るためには「供給能力」を上げる施策も大切となる。

インフレの圧力となっている要因を取り除くとともに、インフレに耐えられるよう経済のキャパシティを拡げるということだ。

では「供給能力を上げる」ってどういうことだろうか?
「供給能力を上げる」とは「生産能力を上げる」と言い換えられる。

まず、供給能力を上げるには同時に実質賃金も上げていかなければならない(というか結果的に賃金も上がってしまう)。

あなたの年収が400万円だったとして、毎年消費や税金で300万円使うとする。
インフレで物価が5%上がった場合、年収400万円のままなら315万円の出費になる。
これは大変だ。
でももし年収が6%増えるなら424万円になり、出費額が315万円のままなら去年より少し楽になる。

物価上昇分を上回る賃金が貰える経済構造を作らないと人々は生きていけない。

賃上げしたら需要主導のインフレになるんじゃないの?と思う人もいるだろうが、現在の日本はコストプッシュ・インフレと同時に、超低需要社会だ。少々賃金が上がっても悪いインフレにはならない。

オイルショックなどの過去のインフレ期には、インフレ率よりも賃金上昇率のほうが高かった、つまり実質賃金が年々高まっていた
この状態にしないと人々はインフレに耐えられない。


図:tasan氏 60年代・70年代に注目してほしい(*緑色の棒はインフレ率)

物価上昇分を上回る賃金が貰える経済構造を作るためにはどうしたらいいだろうか?

企業がより多くの賃金を払えるようになるためには、モノがたくさん売れないといけない。
モノが売れるには、人々の購買力がなければいけない。

人々の購買力を上げるには、エネルギー価格や税金を下げる必要がある。
これは先ほどの話と同じだが、インフレ対策にもなり、負担を軽減し購買力を上げることができる。
人々の出費額を減らして手元に残るお金を増やし、より消費できるようにしようということだ。
モノがたくさん売れるので企業はより多くの賃金を払えるようになるのだ。

そして人々の賃金を上げ同時に供給能力を上げるための、もう一つのやり方は「的を絞った財政出動」となる。

生産設備の国内回帰を促す。
公務員を増やす。
公共事業を増やす。
政府調達品を増やす。
公定価格(政府が発注する仕事の値段)を上げる。
非正規公務員を正規化、または同一労働同一賃金にする。
能登の復興にお金を出したり、防災のためにお金を投資する。
再エネを増やすため小型水力発電や洋上風力・地熱・潮力・太陽光発電などにお金を出す。(メガソーラーはダメ)

地方交付税交付金を増やす。
労働組合や中間団体を支援する。
デジタル化を促す。
(*過度なインフレを防ぐための累進税性の強化も必要だ)

こうやって供給能力を上げなければならない。
そうすると政府関連事業に就く人を中心に2000万人くらいの所得が上がって消費が増える。

消費が増えるとモノがよく売れる。企業が儲かる。
企業が儲かると人件費、つまりあなたの賃金が上がる。

好景気になると、企業は雇用も増やす。
そして設備投資をして事業を拡大しようとする。

生産設備が増えて、生産する人が増える。
これこそが供給能力の拡大だ。



https://ameblo.jp/cargoofficial/entry-12804291073.html

供給能力の拡大とは、企業がたくさんモノを作れること、たくさん賃金を払えるようになること。たくさんの雇用を生み出すことだ。

供給能力が拡大すると、企業はあなたの年収を400万から424万にすることができる。
少々インフレになっても、より高い賃金を払えるのでもう問題にはならない。

その時には供給能力が強化され悪いインフレが起こりにくい体質になっているので、多少の需要が増えても吸収できるというわけだ。
インフレにビビッて人々の賃金を上げない社会は、不景気でモノが売れず設備投資もされず、結果的に供給能力がひっ迫したままになってしまう。


だから「円安でインフレになったから円高にするため利上げしなきゃいけない!」って言う人は間違っている。

そんなことしたら住宅ローンや銀行貸出の金利まで上がって企業がお金を借りなくなり、設備投資もしなくなるので、供給能力が減って賃金が減ることだってある。
インフレに耐えられなくなって、余計に経済が悪くなる。

今金利を上げることは、インフレを抑制するかもしれないが、雑なかたちで需要を減らすことになり、企業や人々を苦しめることになるのだ。


繰り返しになるが、だから、人々の負担を軽減するよう減税やエネルギー価格を下げるため財政支出しよう。

エネルギー価格の高騰を抑えるために再エネ分野に財政支出しよう。
輸入物価高騰の大きな原因となっている原油やガスの輸入に頼らない構造を作るのだ。

そして人々の賃金を上げ、消費を増やし、供給能力の強化につながるよう財政支出しよう。


好景気になって、あなたの労働力やあなたが生産する商品に高い価値がつけられると円の価値も高くなる。

円の価値は、基本的にはドルの価値と相対的になっている。
現在アメリカは好景気で賃金や商品価格も上がっていく状況で、また金利も高い。
好景気だから投資家が円をドルに替えて投資するため、円が安くなりドルが高くなっているのだ。

日本が好景気になり、賃金や商品価格が上がればおのずと金利も上げられるし、逆にドルを円に両替して投資する投機家も増え、いずれ過度な円安は是正される。

これが「21世紀のインフレ対策」となる。

以上。

cargo


捕捉:
よく「現在は完全雇用状態だからいたずらに政府支出したらすぐに供給制約がきてインフレになる!」とする主張を目にするが、ご心配には及ばない。

日本には完全失業者は少ないが、低賃金の非正規雇用が全労働者の40%もいるため、賃金を上げる余地があり、そのぶん供給側も伸ばすことができる。(上図でいうとAD曲線が右肩上がりにシフトする余裕がまだある)

また、人手不足の現在は人的リソーズの供給が限界にあるという主張もよく聞くが、まともな賃金(decent wages)を払える企業が増えれば働く人も増えるし労働移動も起こるだろう。

望む人がまともな賃金を貰える状況になるまでは真の完全雇用とは言えないのだ。

2024年7月14日日曜日

自民党の裏金疑惑(パーティー券キックバック)、田沼意次の時代と比べながら歴史通の読売新聞ベテラン記者が考察 : 読売新聞

自民党の裏金疑惑(パーティー券キックバック)、田沼意次の時代と比べながら歴史通の読売新聞ベテラン記者が考察 : 読売新聞

「金権政治家」と呼ばれた田沼意次の実像から見る自民党の「裏金疑惑」

異例の大出世で「首相秘書官兼財務相」に

 意次は8代将軍徳川吉宗(1684~1751)に抜てきされて9代将軍徳川家重(1712~61)の小姓になり、10代将軍徳川家治(1737~86)の死去まで将軍の側近として仕え、知行は600石から失脚直前には5万7000石になり、城持ち大名に大出世している。

将軍の顔は河鍋暁斎『先将軍徳川家累代像』(東京都立図書館蔵、部分)より
将軍の顔は河鍋暁斎『先将軍徳川家累代像』(東京都立図書館蔵、部分)より

 将軍の御用取次役は今の首相秘書官のように、通常は仕えるトップが代われば交代する。だが、家重が隠居して家治が将軍になっても意次は留任し、48歳で側用人、53歳で老中にまで上り詰める。側用人から老中への昇進も、側用人と老中との兼務も意次が初めて。今なら首相秘書官兼財務相のようなもので、家重と家治が意次を信頼していなければ、これほど異例の大出世はあり得ない。

 田沼時代は吉宗の享保の改革の反動で財政規律が緩んだように思われがちだが、実態はその逆で、意次は頻繁に倹約令を出し、役所ごとの予算にシーリング(天井)を設けるなどして緊縮財政を進めた。歳出削減に"聖域"はなく、朝廷の経費や将軍の生活費(御納戸金)も削っている。将軍の生活費を削っておいて意次が私腹を肥やせば、政敵の定信派がすぐに将軍の耳に入れて失脚してもおかしくない。しかし、家重と家治は減封どころか加増して意次を重用し続けている。

倹約と緊縮財政を進め商人と対立

 意次は専売制の拡大や株仲間の公認など、商業を重視した画期的な政策を進めたが、その狙いは幕府財政を立て直す新たな収入源を得るためだった。吉宗が進めた享保の改革で年貢が増税されて一揆が相次ぎ、農民へのさらなる増税は難しい。何とかして商人から税金をしぼり取れないものか――。そう考えた意次に対し、増税の標的になった商人は激しく抵抗した。豪商と賄賂でつながり、「おぬしもワルよのう」と酒を酌み交わす意次像は、過去のイメージに引きずられた時代劇の中だけの話なのだ。

 株仲間を公認したのは、流通税や営業税( 冥加みょうが運上うんじょう )を取るのが目的だった。御用金令によって豪商から資金を集め、幕府が米買いの市場介入ができる体制も作ろうとしているが、この目的も米価の下落を食い止めてデフレ脱却を図るため、というより、米価下落で現金収入が減る大名を救済することに主眼があった。必要な資金は大坂商人を奉行所の白州に呼びだし、 恫喝どうかつ して強引に拠出させている。

 本草学者の平賀源内(1728~80)の事実上のパトロンとなったのも、開明的な文化に理解を示した、というより、開発可能な鉱山を見つけて銀や銅を得るため。白砂糖や朝鮮 人参にんじん の国産化を進めて専売制を拡大したのも、殖産興業を図りつつこれらの産品の輸入を減らして銀や銅の海外流出を防ぐための通商政策とみられている。エコノミスト(経済の専門家)かつマネタリスト(貨幣主義者)だったことが、意次=金権政治のイメージにつながっているのかもしれない。

2024年7月11日木曜日

モズラー Tracy Alloway

 https://youtu.be/aVf8UFB8FCc?si=dQwSQEzbbovyLah-


ウォーレンの論点は、パウエルがバーテンダーだということだが、これは失われつつあるかもしれない。


オッド・ロット・チームが現代貨幣理論と「酔っぱらい船乗り」のような米国の支出について語る


Odds Lots の共同ホスト@tracyallowayと@TheStalwartが Bloomberg Surveillance の@tomkeeneと@ptsweeneyに参加します。


トムとポールのライブは、平日毎日 YouTube で視聴できます: trib.al/ircNYA9 。


Tracy Alloway:

we had a really interesting episode with Warren Mosler The Godfather of modern monetary Theory earlier this week in which he talked about how high deficit spending can actually be problem problematic and he specifically described the current level of us spending as spending like a drunken sailor which is something you might expect a lot of people feel that way you would expect to hear it from like the Jamie diamonds of the world and they've used that exact phrase you would expect to hear a little less I think from Warren Mosler.

C:

 I don't know I my entire I'm going say my entire lifetime we've been talking about the deficit yeah has nothing's changed has it there's no political will to do anything about this.


Joe:

 no there's not and the thing that really he identifies as the problem is not the deficit per se and not even the debt per se but the intersection of high deficits in debts with a Federal Reserve that's taken a fairly conventional approach to um fighting inflation and so in the mmt Playbook really you try to balance everything out with the fiscal if you have too high inflation you cut a little bit back if uh unemployment is low then you spend more Etc where he sees that sort of toxic mess Brewing is that you have these large deficits very stim 7% deficits at a time of no recession is extraordinarily High by historical standards you have a large debt stock because debt to GDP is now over um you know 100% And then when the FED is raising rates the concern he has is that you raise the interest payments and that becomes the self-perpetuating inflationary.


D:

 a lot of people really listen to this Zeitgeist which is not the Wall Street Zeitgeist and Paul you're going to love this Warren Mosler goes back to bash I just saw that did you see that I saw that to bash wow and William Blair yep I mean Tracy has no idea what we're talking about this was the Vogue 30 40 years ago is Warren Moser saying his thinking are his theories are the new Vogue I mean.

T:

 I think there has been a tendency in recent months for people to start talking about this idea that oh maybe higher interest rates are Fanning inflation in one way or another primarily through the in there's two two ways so one if you have inflation that's coming because of Supply constraints then raising the cost of capital means that you're not going to be adding additional capacity to things like housing things like transportation and Logistics so that's one thing but the other one that is getting more attention is this idea that Joe was talking about that people are earning more interest on their Investments and so maybe those people have a propensity to spend and maybe that ends up as additional demand within the cap within the economy the question is how much?


C:

 right right 


T:

and the question is also like okay I'm a millionaire in theory with lots of US treasuries housing stocks like okay I might get more income from higher rates on my treasury portfolio but the value of my house might stagnate in a high interest straight environment or even come down a little bit and the value of my stocks might go down as well that definitely hasn't happened in this particular cycle but I think that compositional effect is worth questioning.


トレイシー・アロウェイ:

今週初め、現代貨幣理論のゴッドファーザーであるウォーレン・モズラー氏との非常に興味深いエピソードがありました。モズラー氏は、多額の財政赤字が実際に問題となる可能性があることを話し、特に、現在の支出レベルを酔っぱらいのような支出と表現しました。これは、多くの人がそのように感じていることが予想されるもので、世界のジェイミー・ダイアモンドのような人から聞くのが予想され、彼らはまさにそのフレーズを使っていますが、ウォーレン・モズラー氏からはあまり聞かないだろうと思います。

C:

 分かりません。私の人生のずっと、いや、ずっと財政赤字について話してきましたが、何も変わっていないのでしょうか。これについて何かをしようという政治的な意志がないのでしょうか。


ジョー:

 いいえ、そうではありません。彼が問題だと認識しているのは、財政赤字そのものではなく、債務そのものではなく、多額の債務赤字と、インフレ対策としてかなり従来型のアプローチをとってきた連邦準備制度理事会との交差部分です。MMTの戦略では、インフレが高すぎる場合は財政を少し切り詰め、失業率が低ければ支出を増やすなど、財政ですべてを均衡させようとします。彼が見ているのは、こうした多額の財政赤字が有害な混乱を醸成しつつあるということです。景気後退がない時期に7%の財政赤字というのは、歴史的基準からすると異常に高い数字です。債務残高は膨大で、債務対GDP比は100%を超えています。そして、FRBが金利を引き上げると、利払い費が上昇し、それがインフレを永続させるのではないかと彼は懸念しています。


デ:

 多くの人がこのツァイトガイストに耳を傾けていますが、これはウォールストリートのツァイトガイストではありません。ポール、あなたはこれを気に入ると思います。ウォーレン・モズラーがまた批判し始めました。私は今それを見ました。あなたはそれを見ましたか、私は批判しました。すごい。そしてウィリアム・ブレア。ええ、つまり、トレイシーは私たちが何を話しているのか全く分かっていません。これは30、40年前のヴォーグで、ウォーレン・モズラーが彼の考えや理論を述べているのが新しいヴォーグです。

タ:

 ここ数ヶ月、金利の上昇が何らかの形で主にインフレを煽っているのではないかという考えが話題になり始めているように思います。その原因は 2 つあり、1 つは供給制約によってインフレが起こっている場合、資本コストの上昇は住宅、輸送、物流などの分野に追加の能力を追加できなくなることを意味します。これは 1 つのことですが、もう 1 つ注目を集めているのは、ジョーが話していた、人々が投資でより多くの利息を稼いでいるため、それらの人々は消費性向を持ち、それが経済の上限内で追加の需要として最終的に発生するのではないかという考えです。問題は、それがどの程度かということです。


C:

 そうそう 


タ:

また、質問は、理論的には米国債や住宅株を大量に保有する億万長者だとして、国債ポートフォリオの金利上昇で収入が増えるかもしれないが、金利が高い環境では住宅の価値が停滞するか、少し下がる可能性があり、株式の価値も下がる可能性がある、今回のサイクルではそのようなことは絶対に起きていないが、その構成効果は疑問視する価値があると思う、というものです。


https://x.com/economics/status/1810230409076052329?s=61


The Godfather of MMT Says the US Is Spending Like a ‘Drunken Sailor’

Warren Mosler on the troubling mix of high debt levels, large deficits, and orthodox monetary policy.

Warren Mosler, a former Democratic gubernatorial candidate for the US Virgin Islands, stands for a photograph on the QE IV passenger ferry boat.

Photographer: Scott McIntyre/Bloomberg

The idea of the US government spending money like a “drunken sailor” is a well-worn cliché in both financial markets and political spheres. Everyone from billionaire investor Stanley Druckenmiller to JPMorgan’s long-time CEO Jamie Dimon has deployed the phrase to describe the swelling federal deficit.

But you probably wouldn’t expect to hear the remark from anyone associated with the heterodox economics approach known as Modern Monetary Theory — let alone the movement’s ideological godfather. That’s because one of the main contentions of MMT is that when a government spends and borrows in its own currency, that debt shouldn’t be understood in the same way as private household debt, because there’s no risk of default. This, in theory, allows for a greater level of fiscal flexibility than what is commonly understood.


 


MMTのゴッドファーザー、米国は「酔っぱらいの船乗り」のように浪費していると語る
ウォーレン・モスラー氏が、高水準の債務、巨額の財政赤字、オーソドックスな金融政策という厄介な組み合わせについて語る。

ジョー・ワイゼンタール、トレイシー・アロウェイ2024年7月8日 17:00 JST
米ヴァージン諸島の元民主党知事候補、ウォーレン・モスラー氏は、旅客フェリー「QE IV」の船上で写真撮影に応じた。
写真家: スコット・マッキンタイア/ブルームバーグ
米国政府が「酔っぱらいの船乗り」のように金を使うという考えは、金融市場でも政治分野でも使い古された決まり文句だ。億万長者の投資家スタンレー・ドラッケンミラーからJPモルガンの長年のCEOであるジェイミー・ダイモンまで、誰もが膨れ上がる連邦赤字を表現するためにこの言葉を用いてきた。

しかし、現代通貨理論として知られる異端経済学の関係者、ましてやこの運動のイデオロギー的ゴッドファーザーからこの言葉を聞くとはおそらく思わないだろう。というのも、MMTの主な主張のひとつは、政府が自国通貨で支出や借り入れをする場合、債務不履行のリスクがないため、その債務を民間の家計債務と同じように理解すべきではない、というものだからだ。これは理論的には、一般に理解されているよりも大きなレベルの財政の柔軟性を可能にする。

グレーバー

 https://youtu.be/U8HE2n50afo?si=wYmhc2dWywLtE5WB


 https://youtu.be/U8HE2n50afo?si=wYmhc2dWywLtE5WB

the kind of politics we have now where the left is represented by this kind of Obama macron style centrism where you're both for the market and for bureaucracy at the same time is kind of horrible right the only possible appeal of that kind of politics is well at least they're not Nazis right so so what they want is the left to be this kind of mishmash of bureaucratic market centrism and the right to be outright fascist to set the ball rolling in a actual left direction will make that centrism look like utterly unappealing in France sometimes they talk about the extreme Center and I think that's a fitting phrase it strikes me that What's called the moderates are the most immoderate people possible and the reason why they're so uncompromising.


 I think is because they realize they don't have a lot of positive arguments they're not really for anything I mean somebody like Obama the reason he worked was because he looked like the kind of guy who would have a vision he acted like a Visionary he had the intonation he had the way of standing and looking into the distance like he really believed in something and it shows you something about just how much Visionary politics has been killed it didn't even seem to occur to people to ask what his vision actually was right because it turns out in so far as he had a vision his vision was not to have a vision you know he believed in pragmatism and compromise and so forth and that's what the the center has been reduced to it's become this pure set of performative symbols and at the same time you get to feel morally Superior which is ultimately what centrism what liberal centrism is all about is the ability to feel feel better than other people so there is a kind of a symbiosis whereby the right-wing pretend to be stupid like George Bush II sort of perfected this like I'll act like a yokal all of the Liberals will make fun of me as an idiot everybody who resents the sort of cultural Elite for having monopolized all the good jobs will look at them ing at me and say yeah I bet those guys feel the same way about me as they feel about Bush I'll vote for Bush hahaa Stick it to him right you know that shtick Trump is just doing it in the more extreme version of the same thing Johnson's doing the same thing you know you act like an idiot the people who are um sort of educated Elite make fun of you and it works now who's really the idiot right people keep falling for the same stupid trick over and over and over again.


there's a symbiotic relationship between these centrists who are just sort of sneering elitists and the guys who are the scam artists who pretend to be yals who pretend to be idiots pretend to be fascists they're not even real fascists they're kind of phony fascists they are trying to set up a situation where those are the only two viable political choices because they both feed off and compliment one another the last election in the UK showed anything it's that the exist media is not our friend we need to create media that will actually allow other voices to come out and to talk about what's really going on Double Down News on pedron is one of the ways that we're trying to create alternative media this is something you can do to help


https://x.com/benwood14750019/status/1809606714624282791?s=61


ここでデイヴィッド・グレーバーは「中道主義」について興味深い考察を述べている。私の見解では、自由主義は中道主義と同義ではない。権力の抑制と生活の実験を優先する政治は、資本による従属や官僚による従属に反対することになるだろう。


中道は中庸にあらず


  https://youtu.be/U8HE2n50afo?si=wYmhc2dWywLtE5WB

現在の政治では、左派はオバマ・マクロン風の中道主義で代表され、市場と官僚機構の両方を支持していますが、これはひどいものです。そのような政治の唯一の魅力は、少なくともナチスではないということです。つまり、彼らが望んでいるのは、左派が官僚的な市場中道主義と右派の完全なファシストのごちゃ混ぜになることです。実際に左派の方向にボールを転がすと、その中道主義はまったく魅力がないものになります。フランスでは、極端な中道について話すことがありますが、それは適切な表現だと思います。穏健派と呼ばれる人々は、可能な限り最も穏健ではない人々であり、彼らがこれほど妥協しない理由であるように思われます。



 私が思うに、それは彼らが自分たちに多くの肯定的な議論がなく、本当に何のためにも賛成していないことに気づいているからだと思います。つまり、オバマのような人物が成功した理由は、彼がビジョンを持っているようなタイプの人物に見えたからです。彼は先見の明があるように振る舞い、イントネーションがあり、遠くを見つめる様子は何かを本当に信じているようでした。これは、先見の明がある政治がどれほど殺されてきたかを示しています。彼のビジョンが実際に正しかったのかを尋ねることさえ人々は思いつかなかったようです。なぜなら、彼にはビジョンがあったとしても、ビジョンを持つことではなく、実用主義や妥協などを信じていたからです。それが中道主義を縮小​​したもので、純粋なパフォーマンスのシンボルの集まりになりました。同時に、道徳的に優れていると感じることができるようになります。これは最終的に中道主義であり、リベラルな中道主義のすべては、他の人よりも優れていると感じることができる能力です。そのため、右翼が愚かなふりをする一種の共生関係があります。ジョージ・ブッシュ2世は、これを完璧にこなしました。ヨカル、リベラル派はみんな私をバカにしてバカにするだろう。いい仕事を独占している文化的エリートみたいな人たちを恨んでいる人たちはみんな私を見て、そうだね、あの人たちはブッシュと同じように私に対しても感じているに違いない、私はブッシュに投票するよ、と言うだろう。あいつにやり返せ。そのやり方は分かってるだろ。トランプは同じことのより極端なバージョンをやっているだけ。ジョンソンも同じことをやっている。君がバカみたいに振舞っているのは分かってるだろう。うーん、ある種の教育を受けたエリートみたいな人たちが君をバカにして、それがうまくいっている。本当のバカは誰なんだ。人々は同じ愚かなトリックに何度も何度も騙され続けている。


冷笑的なエリート主義者である中道主義者と、詐欺師で、若者のふりをして、バカのふりをして、ファシストのふりをしている連中との間には共生関係がある。彼らは本当のファシストですらない。一種の偽のファシストだ。彼らは、これらが唯一の実行可能な政治的選択肢であるという状況を作ろうとしている。なぜなら、彼らは互いに刺激し合い、補完し合っているからだ。英国の前回の選挙で明らかになったのは、既存のメディアは私たちの味方ではないということだ。私たちは、実際に他の声が出て、実際に何が起きているのかを話せるようなメディアを作る必要がある。ペドロンにあるダブルダウンニュースは、私たちが代替メディアを作ろうとしている方法の1つだ。これは、あなたが助けるためにできることだ。


お金の向こう研究所さんによるXでのポスト

Isabella M. WeberさんによるXでのポスト

     Isabella M. Weber ⁦‪@IsabellaMWeber‬⁩ Unemployment weakens governments. Inflation kills. The politically destructive power of inflatio...