2025年5月30日金曜日

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2025年5月24日土曜日

古代アンデス文明展

古代アンデス文明展

古代アンデス文明展

古代アンデス文明展

上の写真は首斬り壺

2月11日

上野の国立科学博物館でやっている『古代アンデス文明展』に行ってきた。

ペルーマチュピチュナスカの地上絵ボリビアティワナク遺跡など行ったことのある場所がメインだったのでかなり楽しみだった。現地では本物の遺跡やお宝を見れたのだけれども如何せん説明書きがスペイン語でさっぱり理解できず、ガイド付きのツアーでも英語のガイドなので調子のいい時でも半分も理解出来なかった。

今回は日本の博物館なので日本語での説明文や日本語のVTRなんかも見られると言うことでかなり期待して行った。

だが、しかし・・・

上野の国立科学博物館でやっている『古代アンデス文明展』

会場は超絶満員

満員電車状態で壺一つ見るのに長蛇の列、会場は狭いし、人が多すぎてとてもじゃないがまともに鑑賞出来るような状態では無かった。

はっきり言って超、辛かった。
満員電車に揺られて通勤していた頃の悪夢が脳裏をかすめる。

どう考えても入場制限しないとまともに楽しめる状態ではない。
しかも定価1600円もする。

上野の国立科学博物館でやっている『古代アンデス文明展』

どこを見ても人、人、人!

今まで色々な博物館や美術館に行ったけれども、今回ほど混雑していてどうにもならなかったのは初めてだった。せめて会場がもう少し広ければ良かったのだがあの狭さと人混みはどうにもならない。

正直、展示品があまり多くなかったとかそう言う事はまだ良いのだけれども博物館が狭い、そして人を詰め込みすぎ。

そうだった、俺はすっかり忘れていた。
東京ってそう言う街だった。

なんか有名なクレープだとかアイスなんかに長蛇の列。
長蛇の列に並ぶ為に行くディズニーランド。
通勤の満員電車。

世界一の人口密度を誇るメガロポリス東京

最近、家に篭っているからすっかり忘れてた。
正直、心が折れそうだった。

アンデス文明のキープと言う記録媒介

俺的に『古代アンデス文明展』の一番の見所
キープ

俺的にアンデス文明で一番興味深かったのは高度に文明化されていたインカ文明に文字がなかったという事。そして、文字の代わりにこのキープという、ひもに結び目をつくる記録技術を使っていた事。色、テクスチャー、素材など異なる紐にさまざまな種類の結び目を作ることで、キープは単純な数量だけでない情報も記録できたそうだ。

インカ王室の書記官は、このキープの記録と読み取りをマスターするため、クスコの学校でなんと3年間も特別な訓練を受けなければならなかったそうだ。彼らはこのキープを「読み取り」、インカの歴史をスペイン人に語ったと言われているが、現在では完全な解読は出来なくなってしまった。

最盛期のインカ帝国では、膨大な数のキープが制作されていたと思われるが、現在、残っているキープの数は1000に満たない。

もしかしたら俺、現地の博物館でこのキープとか見たような気もするけれどもその時は、そういう知識がなかったのでただの紐にしか見えなかった。やっぱり、日本語で説明されて初めてわかる事が多い。

ここからは俺の勝手な推測だけれどもキープの情報記録構造ってなんとなくコンピューター的じゃない?
こんな紐の結び目とか種類で十進法を使い、人口、農産物、家畜、武器など資源についての統計や、裁判の判例なども記録したと言われている。

アンデス文明に文字が無かったのも興味深いが、このキープという記録媒介はもっと興味深い。
もし、太古の昔にデジタル的な記録方法があったとして、それを紐という媒介を使って記録していたら?
俺の勝手な想像だけれども文字よりも紐の結び方や色などを使った記録方法の方は、人間には難解だけれどもコンピューターにとっては読み取りやすいデータじゃないかな?

そして、なんらかの理由で太古のコンピュータ的な何かは消滅し、この記録方法だけが残った。

アンデス文明って剃刀の刃を一枚通さないくらいに精密な石垣を巨石で作ったりする事が出来た割に車輪が発明されていなかったし、なんか文明がアンバランスなんだよね。
中米の文明でもそうだけど不思議なのは古ければ古いほど高度な文明があったのではないかという疑惑。

こういう所に、もしかしたら超古代文明は本当にあったのでは?
と言うロマンが生まれるから面白い。

剃刀の刃を一枚通さないくらいに精密な石垣を巨石
車輪も無しに一体、どうやってこれ程の巨石を運んだのだろうか?
サクサイワマン (Saksaq Waman) | 世界遺産『クスコ市街』に登録されている巨大なインカの石組み

古代アンデス文明展の展示物

上野の国立科学博物館でやっている『古代アンデス文明展』

じっくりと説明文とか読みながら鑑賞したかったけれども、とてもじゃないがそんな状態ではなかった。
ただ一つ、ありがたかったのは写真が撮影し放題。

一番メインのミイラは撮影禁止だったけどね。

古代アンデス文明展

これなんかジョジョの三部に出てきたボインゴだろ完全に!
これだけでも見にきた価値があったわ

ボインゴの漫画

ボインゴのスタンドが描く漫画
テンション上がるぜ

古代アンデス文明

アンデス文明で俺が好きなのは刺繍
これは、陶器か何かに被せていて珍しかった。

ペルーのクスコの近くにあるぴサックと言う町がお土産物天国で、スッゲーかっこいい刺繍のラグとか安く売っていてめちゃくちゃ買いたかったんだけれども旅行中だった為に荷物が多くなることを懸念して買えなかった。もう一回、ラグとか買いにぴサックに行きたい。この町はインカの聖地で、めちゃくちゃ雰囲気が良くてペルーの中でも一番好きな場所だったな。

聖なる谷ピサックにあるミニ・マチュピチュ

インカの黄金

インカの黄金
俺は、やっぱり黄金が好きだ。 
お金の歴史は黄金から始まったと言っても過言ではない。
5000年以上も変わらず、価値のあるものとして君臨し続ける人類最古の宝物だ。

インカ帝国はその昔、スペイン人たちにとってのエルドラド(黄金郷)

クスコにあるインカ帝国の中心だった神殿、コリンカチャ(太陽の居場所)は、その昔、黄金で覆われていたそうだ。その黄金はスペイン人たちが引っぺがして略奪して、溶かして本国に持ち帰ってしまったそうだが残っていれば黄金に輝く素晴らしい神殿だったろうな

クスコ市街 (City of Cuzco) | ペルーの世界遺産

なんだかんだと色々と見て思うのは旅をするにも知識があるのと無いのでは楽しみ方がまるで違うと言うこと。
色々な歴史や、物に対する知識があるとその実物を見たときの楽しみ方がまるで違う。

特に、遺跡や博物館、美術館などは知識が無いと十分に楽しめないと言っても過言では無い。

今回の上野でやっていた古代アンデス文明展は人が多すぎて楽しめなかったが企画としては面白かった。
物量が少なくともやはり日本語の解説付きはありがたい。

個人的にはメキシコにある国立人類学博物館が今まで行った博物館の中で最高だったな
あまりにも面白すぎて2回も行ってしまったよ
メキシコ人類学博物館

あと、併設してボリビアのウユニ塩湖のVR体験って言うのもやっていたな
500円もするからやらなかったけど・・・

世界一の絶景と噂される『ウユニ塩湖』の幻想的な世界

日本の起源:沖縄とアイヌとインカを結ぶ縄算(キープ)が意味することはなんだろう。 - 木崎洋技術士事務所

日本の起源:沖縄とアイヌとインカを結ぶ縄算(キープ)が意味することはなんだろう。 - 木崎洋技術士事務所

日本の起源:沖縄とアイヌとインカを結ぶ縄算(キープ)が意味することはなんだろう。

はじめに

アイヌの人と沖縄の人がそれぞれの民謡を重ねると不思議なハーモニーがあった。基本的な文化が近いのだと思う。アイヌにも藁算があり、沖縄にも藁算が残っていた。同じような文化がインカにも残っていてキープ(Quipu)と呼ぶ。

沖縄の藁算(わらざん)

下の図は、沖縄県立博物館の子供向けに解説した博士カードを抜粋して、編集したものだ。沖縄では人頭税が廃止される1903年までは藁算が使われていた。竹富島の民族博物館には、藁算の展示が残っている。この藁算は家畜の頭数を計算したり、家族の数を調べたり、さらには計算器のようにも使ったという。中国の歴史書「随書倭国伝」の中の倭人の風俗に、「文字は無く、ただ木を刻み縄を結ぶだけ」と記録されている。この歴史書は邪馬台国の頃の日本について書かれた物である為、藁算は、古墳時代以前より日本本土でも使用されていたと考えられていて縄算(なわざん)とも言う。f:id:hiroshi-kizaki:20171128195632p:plain
(出典:沖縄県立博物館

琉球王朝の藁算

アマゾンの解説では、「琉球王朝時代(1187~1879年)、文字を持たなかった沖縄の庶民が、日常生活の様ざまな記録に用いた藁算。明治後期に失われた沖縄の文化遺産を現代に復元した貴重な資料。」とある。本当に文字がなかったのかどうかは、縄文人が文字を持たなかったという説と同様に「ないことの証明」は困難だが、少なくとも藁算はあった。とは、稲などの茎を乾燥させたものであり、稲作をしていた証明だろう。燃料、飼料、工芸品・屋根の材料、生活道具として活用された。藁葺屋根、草鞋などの生活用具の原料としても利用されてきた。
(出典:アマゾン

アイヌの藁算

アイヌと沖縄の文化は近いが、アイヌにも藁算の文化があったことは驚きだが、逆に言えば、必然のようにも思う。

アイヌはその歴史の中で文字を持たず伝統は口承によって伝えられていたが、明治時代には沖縄の藁算と同様に結縄が残っていた事が確認されている。これは縄の結び目に意味を持たせたもので、アジアでは伏羲の結縄、アメリカ大陸ではキープ (インカ)が知られている。アイヌは数を数えられず、和人が鮭を10尾受け取ると称し、まず「はじめ」と称して1尾取り、続いて1、2~9、10と既定の数を取り、最後に「おわり」と称してもまた1尾取り、都合で12尾せしめても気が付かない、という小話が「アイヌ勘定」として笑い話のように伝えられていたが、これは事実ではない。アイヌ社会は和人社会をはじめ、文字を持つ文化圏と交流はあった。しかし、松前藩など和人側は自らの悪行を書き残されることを恐れ、政治的理由でアイヌに文字を伝えることはしなかったとする見解のほか、文化人類学や民俗学的理由から、アイヌは彼らから文字の使用を受け入れる事はなかったとする指摘もある。そのため、明治以降に学校教育を義務づけられるまで、アイヌは文字をもって自らの記録を残したり書物を編纂することはなかった。それゆえ、現在のアイヌの明治以前の文化を知るには、和人視点からの書物が中心となる。現在、アイヌ語は日本語のカタカナや、ローマ字をもって転写する方法が考案されている(出典)。

南米アンデス地方のキープ(Quipu)

キープは、南米アンデス地方の多くの文化圏で歴史的に使用されてきた紐状の記録装置である。 古代中国やチベット、日本でもデータ収集や行政管理、記録のために結び目のある紐が使用されていた。インカの人々は、データの収集や記録の保存、納税義務の監視、国勢調査の記録や暦の情報の適切な収集、軍事組織の編成などに使用していたと考えられている。西暦1100年頃から1532年頃までアンデス山脈を中心に栄えたインカ民族が支配するクスコ王国、後のタワンティンスーユ帝国の統治に重要な役割を果たしてきた。しかし、スペイン帝国に併合されると、キープは破壊され、ヨーロッパの文字や数字のシステムに取って代わられたという説と、キープの記録システムを植民地行政のニーズに合わせることを推進したという説がある。なお、Quipuはスペイン語の綴りであり、クスコ・ケチュア語では「結び目」を意味する。インカのキープと沖縄の藁算は類似点が多いが、唯一の違いはキープは縄の色までを含めて情報源とした事だという。同じような縄文字が、インカと古代の日本で使われていたというのは何を意味するのだろう。

(出典:quipu

まとめ

沖縄に赴任している時に、青森県出身の人がいた。沖縄にいると故郷に帰ったような感じで落ち着くという。基本的に争いが嫌いで、皆で仲良く過ごすことを第一にしている。縄文人はきっとそんな民族だったのだと思う。沖縄で自動車を運転していると、脇道からおじいさんやおばあさんが運転する車が側道から突然出てくる。びっくりするけど、皆優しい。クラクションも鳴らさずに、どうぞどうぞと道を空けてあげる。そんな文化が今も残っていることは奇跡的なのかもしれないが、嬉しい。

以上

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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2025年5月23日金曜日

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JMAX
⁦‪@JmaxTopics‬⁩
鈴木宣弘教授「全農さんをカーギル(Cargill)が買いたいから、それで買収したいので、全農が協同組合だとできないので、なんと日米合同委員会で、全農を株式会社化しろといういう命令があって、小泉進次郎さんとかの農協攻撃がワーと始まったわけですよね」
pic.x.com/O0aSn2dqXN
 
2025/05/22 7:46
 
 

Relearning EconomicsさんによるXでのポスト

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