>>1
消費税には、何重にも嘘がある。嘘に嘘を重ねて、嘘を重ねている。 
そもそもが、フランスのモーリス・ローレという天才による詐欺が始まりだったのです。いや、本当にローレは天才だと思う。 

シャウプの付加価値税は、「企業の売上から売上原価を差し引き、減価償却を考慮し、課税する」というものでした。 
つまりは、企業単体に課せられる付加価値税だった。 
それを、ローレが「輸出補助金」が可能になるようにアレンジした。すなわち、 
◆付加価値税=課税売上÷110*10-課税仕入÷110*10 
で計算される付加価値税(?)を考案したわけです。 
結果、企業単体の付加価値税が、価値連鎖(バリューチェーン、商流)に対する課税になった。 

その上で、輸出企業は付加価値税分を価格に上乗せできない。付加価値税は間接税(付加価値税なのに・・・)という理屈にすることで。「課税仕入÷110*10」を輸出企業に還付することができるようになった。というか、できるようにした。 

また、GATTやWTOでは、「仕入課税を上回る還付」は輸出補助金として禁止されている。 
というわけで、バリューチェーンの各企業が支払った税額を把握するために、インボイスが必要になるわけです。 

消費税が、実はバリューチェーンに係る企業、全てが支払った消費税を、最終販売者になる輸出企業が「総取り」するシステムである。ここまで、日本国民の理解が及ぶのかどうかは分かりませんが、とりあえず日本史上初「消費税はVATではなくVCT」という本を書きました。 
まあ、日本国民の理解云々以前に、消費税を廃止すれば話が終わるんですけどね。 

なぜ税務署が4,044億円の赤字?トランプが怒った理由がコレ。[三橋TV第1016回] 三橋貴明・さや 
youtube.com/watch?v=ZvEhJ5poWyU