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朝まで生テレビ!
- 出演者
- 渡辺宜嗣 田原総一朗 下平さやか 片山さつき 森永卓郎 荻原博子 瀬口清之 北村美紀 デービッド・アトキンソン 安部敏樹 逢坂誠二 加谷珪一
(オープニング)
オープニング
今回は…
エネルギー価格高騰や円安の影響などで消費者物価指数は上昇し来月には4533品目の値上げも予定されている。しかし賃金は物価上昇に追いついていない。岸田総理は新たな経済対策の方針を発表した。今回は「激論!ド~する?!物価高騰と国民生活」。
コメンテーター紹介
今回のコメンテーターと司会者の田原総一朗がスタジオに登場した。
(朝まで生テレビ!)
ご意見募集
ご意見・質問を募集。今回の質問は「岸田総理の"経済政策"に期待する?しない?」。Twitter・FAX・番組ホームページで視聴者からご意見・質問を募集。
激論!ド~する?!物価高騰と国民生活/激論!ド~見る?!岸田経済対策"五本柱"/激論!経済対策"五本柱"期待できる?できない?
今回のテーマは「激論!ド~する?!物価高騰と国民生活」。発表された経済対策の柱ポイントは5つ。「物価高から国民生活を守る」「持続的賃上げ、所得向上と地方の成長」「成長につながる国内投資促進」「人口減少を乗り越え、変化を力にする社会変革」「国土強靭化など国民の安心・安全」。特に「物価高から国民生活を守る」「持続的賃上げ、所得向上と地方の成長」。田原さんは「ピンとこない」などと意見を語った。まずデービッド・アトキンソンさんは「物価高の問題は最終的に政府の問題ではなく企業の賃金が上がっていない。理由は設備投資をしてこなかったに尽きる。5つの柱ごもっとも。人口減少は1972年から始まっていて減少は決まっているのは止めるの不可能。どう共存していくのか決めないといけない。経済が停滞する最大の理由は設備投資と賃上げなので言及しているのは重要なこと。残るのは実行できるかどうか」などと語った。荻原博子さんは「その時代に日本はバブルが崩壊した。そこにグローバル化で海外と戦わなくてはならなくなり会社を倒産しないようにしようみたいな意識が働き内部留保になった」などと説明した。田原さんは「なんでバブルになったのか」と質問した。森永卓郎さんは「日銀は窓口指導をした。だが円高不況で貸し先がなかったが枠を埋めないと翌年の貸出枠がなくなるので無理をした。各銀行が需要を上回る貸出をして回った」などと説明した。加谷珪一さんは「大筋は合っている。最後の最後に日本の判断ミス。急激に円高にさせられ輸出がダメになると思った。だが蓋を開けたら日本の輸出は増えている。だから円高に恐怖心をもつ必要がなく緩和策をやる必要なかった」などと語った。
田原さんは「バブルが弾けた。3・4回失敗すると経営者交代で失敗しない経営になった」などと語った。片山さつきさんは「チャレンジしなくなった。その部分は国が大幅に投資する。経済対策の方針で岸田政権がやってきたことの自信の集大成」などと意見を出した。瀬口清之さんは「政策の中身自体はまとも。マニュアル通りの政策で実現への筋道のシナリオが見えない。物価高をもたらした大きな原因の1つが円安。円安になっている原因は日本の経済収支が悪い。日本がグローバル化で競争力がついていれば経常黒字がついて、これ程の円安にならなかったはず。賃上げが出来ていないのは日本の競争力が低下している。これと成長力が落ちているのは根源一緒。成長力の低下は人材の低下。人材育成に力を入れてこなかったのは賃上げにもつながらなかったし、成長力にもつながらない」などと語った。田原さんは「なんで人材育成に失敗したのか」質問した。森永さんは「田原さんが最初から言っている何でコレが伝わらないのか。岸田さんが書いたのでは財務省官僚が書いているから。今回の経済対策15兆円といわれている。15兆円あったら消費税5%に下げられる」などと語った。
激論!ド~見る?!岸田経済対策"五本柱"/激論!消費税減税 なぜ出来ない?!
安部敏樹さんは「賃金の向上が大切になってくる。手取りをあげるときに政府ができることは社会保険料の引き下げ。半分にしてくれるか?」と質問した。片山さつきさんは「総理が対策の説明のときに給付に加え税や社会保障負担の軽減などあらゆる手法の導入すると述べた」などと答えた。逢坂誠二さんは「もう一つあるのは教育費を下げること。賃金上がらなくても事実上手取りが増えたことになる。教育にお金を使うのは人材の育成が出来ていないことにつながる」などと語った。安部敏樹さんは「一番大事なところは手前。そもそも所得が十分にないと結婚・子どもがもてない。」と語ると荻原博子さんは否定し「大学を出る子どもは借金を背負っている。結婚し速く子どもを産むことにならない」と語った。デービッド・アトキンソンさんは「そうではなく民間企業が所得を増やし持続的に上げていく方法か所得をそのままに税金だけイジりごまかすのは本質的な解決策ではない」などと述べ、逢坂誠二さんは「事実だが、日本は本質的な解決策をやらなかった。だから教育費を下げることにより所得を増やしていこうことになっている」などと答えた瀬口清之さんは「教育費を下げる話ばかりだが教員を増やさなければならない。才能を伸ばす教育をする」などと語った。安部敏樹さんは「教員の志望者が増えれば質が上がる」などと語り荻原さんは「行政も変えないと」などと主張した。片山さつきさんは「社会に入ってからの職業訓練やレベルをアップするための研修がない」などと主張した。
荻原博子さんは「経営者が創業者ではない。サラリーマンが上がり会社を任されているので失敗できない」などと語った。安部敏樹さんは「一番政府がコントロールできるのは社会保険料半分にすること。所得が増えるわけ」などと語った。デービッド・アトキンソンさんは「半分にすると高齢者はどうするのか問題になる。確定しているのは給付。成り立たない」などと語った。加谷珪一さんは「自分で積み立てる年金ではない。必ず厳しくなるのは分かっていること。ただ積み立てでやるとき払った分だけで下がる。年金は年間40兆円くらい給付し医療も40兆くらい払っている。日本の国家予算の一般会計は110兆。裏に同じ規模の支出がある。財源になっている保険料を下げるとどの程度、給付にインパクトがあるかと考えるととんでもないことになる。今の世代にそうとう重くなっているのは間違えない。バランスを考え慎重に議論をしないといけない」などと主張した。片山さつきさんは「結局、解決できるようとしたら年金・社会保険に加入しているベースを増やすことが大事」などと語った。安部さんは「人口構成の中で現役世代が減る手前に維持する状態を作っていれば年金制度はよかった。年金制度をこのままでいいと言っている世代はやっていたのか?」などと語った。デービッド・アトキンソンさんは「負担が確定しているので若い人に分ける。社会保険料は増える。人口減少問題は50年前からスタートしている。結論としては対策をしていないため唯一残されているのは負担は軽減できないからリスクをとり投資することにより所得を増やし負担を払うしかない」などと語った。
田原さんは「こういう議論はバカバカしい。世論調査をすると大学4年生がどういう企業に入りたいか1位は倒産しない企業、2位は給料の良い機ぎゅ、3位は出来れば残業しない企業。何をやりたいか全くない」などと述べた。安部さんは「考える余裕はない。支えないといけないから」と反論した。森永卓郎さんは安部さんに「何で社会保険料を半分にするって財務省に洗脳されている。ほっといたって社会保険料カットする。簡単なのは減税をすること」などと主張した。田原さんは「何で減税できないの?」と質問した。逢坂誠二さんは「減税は簡単ではない。ただ減税も一つの方法。社会保険料を減らすのも一つの方法」などと答えた。瀬口清之さんは「なぜ減税できない。予算が足らないから。使い道を検討すべき。減税よりも社会保険料カットの方がよい。老人をそんなに介護しないで。その代わり若い人を育ててくれ」などと主張した荻原さんは「世の中は困っている人がいる。社会保障は命綱」などと語った。田原さんは「なぜ非正規が多いのか」と質問した。荻原さんは「終身雇用を辞める政策をとった。日本高度成長を支えたとしても辞めることにした」などと答えた。
激論!ド~する?!物価高騰と国民生活/激論!物価高騰 実質賃金ド~上げる?/激論!倒産増加とコロナ"ゼロゼロ融資"/激論!ド~実現?!"今日より良くなる"社会/激論!これでいいのか?!国民負担増!
デービッド・アトキンソンは「賃金をみると2つに分ける必要がある。実質賃金が下がることは世界的に起きている。来年をどうするのかがポイント。最低賃金を考える必要がある。政府として唯一影響を与える武器は最低賃金。それに対し民間の正規は横ばい。だから政府は前向きだが企業が前向きではない。ずっと続いている」などと答えた。片山さんは「様子をみている。売上がコロナ前の100%に戻っている産業は少ない。戻らないとも言えないから債権カットをするの良いのか猶予を続けながら様子をみるのか踊り場にいる状況。そこで出ているのが税金と社会保険の猶予もしている」などと主張した。森永卓郎さんは「経営が追い詰められている。どうするのか?無利子を継続すべき」などと反論した。瀬口清之さんは「本質的な解決にならない。日本は終身雇用の概念が強いので恐怖感があり出来ず生産性が生まれない。次の職場にいけるようにすれば企業は倒産してもよい」などと語り、加谷珪一さんは「日本は雇用を守るため企業を過剰に守り過ぎている。本当は労働者を保護すべき。労働者の安心して生活できる保証があれば企業はリスクをとる。企業に労働者を保護する役割を押し付けているのでリスクをとれない」などと主張した。荻原さんは「日本はコストとして従業員みてきた。企業そのものが存続していかない」などと語り、加谷珪一さんは「圧力がかかり初めて経営者が考える。市場の機能が健全化すると解決する話」などと語った。逢坂さんは「非正規が当たり前の働き方になっていることが大きな問題」などと語り、瀬口さんは「政策ではどうにもならない。どうやって労働市場を活性化するかを考えるべき」などと語った。萩原さんは「ベンチャーを育てていかないといけない。日本の場合、子どものころから言われないとやっちゃいけない風潮がある。教育からやるとベンチャーが増える」などと語った。安部さんは「みなさんが残した課題を解決するのが大事。先送りする前にやるべきことがある」と語ると萩原さんは「社会保険を減らすこと反対。保険料を半分負担する制度を残さないといけない」と反論した。すると安部さんは「総額を小さくしたほうがよい」などと反論した。加谷珪一さんは「そうとう医療費かかる。足りない部分は国費から出している。それをどのぐらい下げると医療の水準がどれぐらい下がるか議論しないといけない。削るのは難しいのでやれることは個人の社会保険料を減らし企業の割合を増やす。絶対値を減らすのは命に関わる医療に直結する」などと主張した。瀬口さんは「自ら身を削り若い人を救えない」と反論した。逢坂さんは「医療はポイント。重複医療があるし社会保険料を下げるのは乱暴な議論だと思う。給付の方を見直さないといけない。一方で薬の供給が十分ではない。その面で医療全体を見直しコストをさげられるか。その見合いで社会保険料をどうなるかやらないといけない」と主張した。加谷珪一さんは「医療費の総額を毎年ごくわずかずつ減らすことを決め、自己負担の割合を所得別に決める」などと主張した。森永さんは「今は年寄り見捨てる社会。社会保険料を抑制していることから長生きできないのが現実」と語った。瀬口さんは「老人が自己犠牲をすれば若い人たちが心配する。責任感の欠如が日本の闇の部分」などと語った。
視聴者ご意見紹介
今回の募集テーマは「岸田総理の"経済政策"に期待する?しない?」。視聴者から寄せられたご意見を紹介した。さらに視聴者から「現実的に専門家に提案してほしい」と意見がでた。加谷さんは「インフレは構造的に起きているので避けがたい。物価が上がることを前提にした上で上回る賃金を実現する」などと答えた。森永さんは「税金を下げる」などと答えた。
激論!ド~する?!物価高騰と国民生活/激論!ド~する?!日中関係
中国が日本の水産物を輸入しない問題について考える。瀬口さんは「世界中がOKになっている中で中国だけ納得していない。中国人は科学的根拠を知らない。情報が中国で削除されている。意図が分からない」などと主張した。逢坂さんは「問題は科学的議論ではない。民間ベースのプロパガンダをするのが一つの道」などと語った。片山さんは「我々は国内消費の拡大。加工を日本にもってくる。その先に輸出先を探す」などと主張した。加谷珪一さんは「中国と一定の距離を置くべき。今、中国に売り生計を立てている状態」などと主張し、萩原さんは「貿易的に日本は中国のほうが貿易量が多いので自分のところにも血を浴びることになる」などと語った。瀬口さんは「中国自身は間違っていたと変えた」などと加谷さんに反論した。田原さんは「日本とって一番の危機は中国が台湾に武力行使している。アメリカが台湾を守るため中国と戦う。アメリカは日本に戦えという。日本がやるべきこと武力行使させない。処理水の問題が結びつく」などと語った。だが加谷さんは「日本人甘すぎる。台湾に侵攻するのを辞めさせる武器になると前提にしている。外交のやり方として危険」などと反論した。
激論!ド~解決?!深刻な人手不足
人手不足が深刻。逢坂さんは「条件の良いところに人が集まる。もう一回、戻らない」などと答えた。田原さんは「なぜ戻らない?」と質問した。片山さんは「ギリギリのところで経営させられている。地域の公共交通で撤退した中で最後に残るのはバス。待遇が良ければもっと来る」などと答えた。森永さんは「日本ぐらいだ公共交通機関を自分の運賃収入だけ。日本も税金を突っ込めば減らない」などと語った。萩原さんは「来年、運送の長期の運転ができない。経営する人もギリギリで上げる気になれない。公共機関が支援するべき」などと語った。デービッド・アトキンソンさんは「賃金だけで問題解決できない。日本は世界の4位の労働参加率。人が減る中で労働条件が過酷なところから順番に減っていく」などと語った。安部さんは「シェアリングサービス」を提案した。片山さんは「地域のタクシー業界も苦しいので調整が出来ていない」などと答えた。瀬口さんは「大切な命を守る大切な交通公共機関。一般の人に任せるのは危ないと話している。タクシーの運転手全員が安全に運ぶか、そうではない。日本だけがタクシーがシェアリングサービスより高いサービスを受けられる保証はない」などと語った。加谷珪一さんは「既得権益になっている。安全性をどう担保するか考えた上で普及させる方向でやらないとどうしようもない段階」などと語った。片山さんは「二種免許どうするか」などと語った。逢坂さんは「地方に任せるべき。事情が全く違う。一定の権限を与えること、地域で考えどの路線を守るべきかを地域ごとで考えないと」などと語った。加谷さんは「公共交通機関を公費で維持するのは海外で当たり前」などと語った。田原さんは「少子化はしょうがない」などと語った。安部さんは「20年先を見据えやっていかないといけない。この20年は少ないまま進むしかない。結局、若者が所得をもって稼げる状況にならないと結婚しない」などと主張した。加谷さんは「今から少子化対策をすべき。今の現役世代は高齢者に加え子どもの養育費も負担しないといけない。直近20年の現役世代の負担は増える。手当する財源をどうするか議論しないと解決しない」などと語った。
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- 財務省
激論!ド~する?!物価高騰と国民生活/激論物価高騰 国民生活ド~守る?!/激論!ド~実現?"今日より良くなる"社会
値上がりをどう乗り越えるか質問した。片山さんは「当面、家庭に痛みがある。補うことをする。中長期的に構造要因を変えていきたい」などと語った。瀬口さんは「ようは経営者の能力が低い。生産性を上げるのは経営者の努力を上げるしかない」などと語った。加谷さんは「最終的には経営者にプレッシャーが掛かっていない」などと語った。デービッド・アトキンソンさんは「ずっと税金でやっていると経営者としては賃金上げる必要がない。所得を上げることを自分で言わないといけない」などと語った。
(エンディング)
視聴者ご意見紹介
今回の質問「岸田総理の"経済政策"に期待する?しない?」。視聴者からのご意見を紹介した。片山さんは「当然、国民の生活のためが目的」などと語った。逢坂さんは「日本の国会議員は非常が機能が少ない。スタッフ機能を強化し仕事ができる大切をつくることが大事」などと語った。
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