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飯山陽博士がライブ配信の中でマックス・ウェーバーの『職業としての政治』を紹介していたが、私も以前、とある方とのYouTube対談でまさに同じ箇所を引用したことがあり、懐かしく思い出された。これは非常に良い本。われわれ有権者にとっても政治家を選ぶ際の参考になるので必読と思う。中でも次の一節は、なぜ自民党政治がダメなのかを端的に言い表していると思う。「官僚政治」とはこういうことで、なぜ財務省に政治を牛耳らせてはダメなのかもここに詰まっている:
"官吏にとっては、自分の上級官庁の命令について、その命令者の責任において誠実かつ正確に執行できるのが名誉。その一方で政治家(国政指導者)の名誉は、自分の行為の責任を自分一人で負うところにあり、この責任を拒否したり転嫁したりすることはできないし、また許されない。官吏として倫理的に極めて優れた人間は、政治的な意味で無責任な人間である。こうした人間が指導的地位にいていつまでも後を絶たないという状態、これが「官僚政治」と呼ばれているもの"
youtube.com/live/k6tBHhmEs…
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