2025年4月6日日曜日

「追証」とは? 仕組みや事例、対応方法を解説 | SMBC日興証券

「追証」とは? 仕組みや事例、対応方法を解説 | SMBC日興証券

「追証」とは? 仕組みや事例、対応方法を解説

「追証(おいしょう)」とは「追加保証金」の略称で、委託保証金を追加で差し入れなければならない状態のことです。買い建てまたは売り建てた銘柄の含み損、担保にしている株の値下がり等によって委託保証金率が下がることにより発生します。

追証が発生する仕組み

委託保証金が最低の委託保証金維持率(以下、維持率)を割り込むと、委託保証金を追加で入金しなければなりません。これを「追証」と言います。
追証の仕組みを理解するには、委託保証金率と維持率の違いについて知っておく必要があります。まずはこの2つの「率」について解説します。

委託保証金率とは

信用取引を始めるためには、証券会社に委託保証金を担保として差し入れる必要があります。委託保証金は現金または有価証券(現物株など)で差し入れることができ、信用取引する額(約定代金)の30%以上が必要です。
このように信用取引を開始する際の、約定代金に対する委託保証金の額の割合を「委託保証金率」と言います。
委託保証金率の詳しい内容は以下のページをご確認ください。

委託保証金維持率とは

「委託保証金維持率」とは、確認した時点における約定代金に対する委託保証金の額の割合のことです。維持率は、株の値動きに影響を受けます。株価の変動で建玉が値下がりすると、発生した損失額は委託保証金から差し引かれるため、維持率も低下してしまうのです。そのため、どれくらい委託保証金として維持できているかを確認するための指標となります。
委託保証金維持率についての詳しい内容は以下のページをご覧ください。

追証が発生する状況

追証が発生する状況の説明図

維持率は、①担保にしている株が値下がりしたとき、②買い建てた株(以下、買い建玉)に含み損が発生したとき、③売り建てた株(以下、売り建玉)に含み損が発生したときに下がります。

よって、維持率に余裕がある方は、①②③が起きても、追証は発生しにくいと言えます。しかし逆に、上限額ぎりぎりで信用取引を続けていると、①②③が起きたときにすぐに追証が起きてしまいやすくなるのでご注意ください。

上の図「追証になるケース」で解説します。
当初(左側)は、買い建玉の評価額が450万円、委託保証金が150万円でしたので、委託保証金率は約33.3%(=150万円÷450万円×100)でした。

ところが買い建玉が45万円値下がりする(右側)と、値下がり分が委託保証金から差し引かれるので、この状態での委託保証金の評価額は105万円(=150万円-45万円)となります。このときの維持率は約23.3%(=105万円÷450万円×100)となり、日興イージートレード信用取引の追証ライン(最低の維持率)である25%を下回るので追証が発生するのです。

  • 取引にかかる諸費用等は考慮していません
  • 追証ラインは日興イージートレード信用取引の最低維持率の場合

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